倉敷にて
携帯電話では、たまに画像を撮るのだけど、いつも撮ったまんまになる。
何となく眺めてみたら、いろんなのが出てきた。
おすましして座っているジェット君
こんなジェット君も、ひとたび獲物を見つけると、
野性の本性をむき出しにすること
があるのだ!!
見よ!
ジェットが半分以上場所とるよ、NBパパ。
メタボネコめ~。
ジェットが半分以上場所とるよ、NBパパ。
メタボネコめ~。
N ねえねえ、ジェットくん?
J なんだい、NBさん。
N そのダンボール部屋、もう何年もお気に入りなのはわかるけど
ちょっとボロいんじゃないかな?(見た目的にもどうかと…)
N ねえねえ、ジェットくん?
J なんだい、NBさん。
N そのダンボール部屋、もう何年もお気に入りなのはわかるけど
ちょっとボロいんじゃないかな?(見た目的にもどうかと…)
クーラーのかかっている部屋のドアの隙間から出る冷気がお気に入り。
暑いのにケアベアの洗濯物入れでスヤスヤ…というか、グッタリ
クーラーのかかっている部屋のドアの隙間から出る冷気がお気に入り。
暑いのにケアベアの洗濯物入れでスヤスヤ…というか、グッタリ
日中は暑くて床でひっくり返っているのに、
クーラーがつくとキャットタワーで幸せそうにくつろぎます。
日中は暑くて床でひっくり返っているのに、
クーラーがつくとキャットタワーで幸せそうにくつろぎます。
無防備すぎますよ。
ねえ、飼い主さん?
何か忘れてない?
親ばかなすみちゃん画像集2009春コレクションです
ネイルケア中のすみちゃん
何に注目しているのやら…。
それにしても、ジェット、ちょっと叱られたくらいですぐ
下痢をするなよ…まったくの温室育ち猫になってしまった。
何に注目しているのやら…。
それにしても、ジェット、ちょっと叱られたくらいですぐ
下痢をするなよ…まったくの温室育ち猫になってしまった。
すみちゃんは、相変わらずヅラ模様
ジェット君は相変わらず肉球しゃぶりをやめない。
(しかし、この画像、周辺減光が気になるな~)
やっぱり室内猫って、精神的にあんまり成熟しない気がする。
すみちゃんは、相変わらずヅラ模様
ジェット君は相変わらず肉球しゃぶりをやめない。
(しかし、この画像、周辺減光が気になるな~)
やっぱり室内猫って、精神的にあんまり成熟しない気がする。
ジェットさん、ちいさいベロが出てますよ?
ジェットさん、ちいさいベロが出てますよ?
アメショーのぎんちゃん
たれ耳スコティッシュのもみちゃん
一生懸命耳を立てるの図
おひさまあったかいなー
アメショーのぎんちゃん
たれ耳スコティッシュのもみちゃん
一生懸命耳を立てるの図
おひさまあったかいなー
ジェットもすみれも、すくすく育ってます。
最近は、ジェットのほうがずいぶん甘えん坊…。
がたいは大きくなったのにね。
ジェットもすみれも、すくすく育ってます。
最近は、ジェットのほうがずいぶん甘えん坊…。
がたいは大きくなったのにね。
今日、日曜日の朝。
8時くらいに家の電話がなった。
電話は留守電となり、メッセージは吹き込まれなかったが、
着歴で母からの電話だとわかった。
すぐに、内容がわかった。
「ちゃあ、やっぱりダメだったよ、夜中に死んじゃったよ」
+++
電話を折り返し、今日、実家に行くことを告げて、電話を切った。
そして、パソコンを立ち上げて、昔のハードディスクを何台も
あさりながら、ちゃあの写真を探した。
ちゃあをとった画像はたくさんあった。
そのなかから、何枚かの画像を光沢紙にプリントした。
母と、そして、きっと悲しんでいる姉に渡してあげよう。
+++
実家までは車で1時間ちょっと。
妻を助手席に乗せて、実家に向かう。
道すがら、特に、ちゃあを失った喪失感にさいなまれることはなかった。
それはきっと、近いうちの別れをずっと予感していたからかもしれない。
+++
ちゃあは、台所で、ダンボールの中に氷や保冷剤と共にタオルをかけて
寝かされていた。敷布団代わりに、僕が実家にいたときに使っていた
枕が敷かれていた。
+++
ちゃあの寝顔は、昨日とあまりかわらなかった。
少し目を開け、やや背中を曲げて丸まって寝ている。
「午前二時くらいまでは、そばに居たんだけど、そのあとだったんだね。
もうちょっと長くいてやったら」
母が言った。
「でも、そうやって我々を煩わせなかったのは、ちゃあらしいじゃない」
僕は言った。
「夜中に、めずらしく、(2番目の猫)ちぃが台所におきてきて、
朝までずっと居たんだよ」
母はさびしそうに言う。
「ちぃちゃん、珍しく、朝は一口もご飯食べなかったよ」
+++
それからは、ネットで火葬場を探した。
とにかく、猛暑が続く夏真っ盛り。
両親は共働きなので、月曜日の明日以降に葬儀を持ち越すことは出来ない。
何件か火葬場を当たった。
「予約が必要です」(死ぬ日を予測できるわけないだろ!!)
というところもあったし、
インターネットに表示してある金額の倍くらいを吹っかけてくる
火葬場が何件”も”あった。
そして、やっと、一軒の犬猫霊園で、インターネット表示どおりの条件で、
しかも、今日対応してくれるところが見つかった。
+++
しばらく時間があったので、母と姉夫婦と共に、昼食をとる。
ちゃあがよく入りたがっていたクーラーのきいた部屋で、
みんなで食べた。
そこに、ちゃあの棺も運び込み、おなかの上に彼が好きだった
魚の切り身と、カリカリのドライフードと、そして裂きイカ、
ミルクを載せてあげた。
「おなかすいてただろ、いっぱい食べていいんだよ」
と、語り掛けた。
本当は、もっと早く、おなか一杯食べさせてやりたかったけど。。。
+++
時間が来て、家を出るとき。
彼が好きだった庭をもう一度見せてあげた。
そして、母と庭に咲いている花を摘んで、ちゃあの横に
いくつもおいた。
これらの花が咲く頃、いつもその下にあったちゃあの姿。
それを思い出しながら、ちゃあにいつまでも彼が好きだった庭を
感じさせたくて、花を摘んだ。
+++
葬儀場に行く途中は、
『ペット霊園反対』
の看板が所狭しとたっていた。
たしかに、住宅のそばに、火葬場と霊園が出来るのは、
そこの住んでいる人たちにとっては重大な問題だな、と
ぼんやり考えた。
+++
葬儀場では、思ったよりちゃんとした御葬式だった。
お経も唱えられたし、お線香をあげることもできた。
そして、その葬儀場の花壇に色々と咲いている花で、
さらにちゃあの周りを飾ってやることが出来た。
ちゃあの下には、青いバンダナが敷かれていた。
「じゃあね、ありがとう」
ちゃあのひげをなでながらお別れをした。
美猫だったちゃあの顔。
今では面影もないけど、それでもかわいくて仕方ない。
+++
炉に火が入って、40分。冷却に10分。
ちゃあの骨は、真っ白。そして、大きく残っていた。
「本当に健康に生きてきたんですね。こんな真っ白い骨は、そうそうないですよ」
葬儀場の人はいう。
たしかに、怪我こそすれ、大病などとはまったく無縁の孝行猫だった。
ちゃあの骨はしっかり残っていたので、当初予定していた骨壷には
入りきらず、もう一つ大きい骨壷にみんなで箸で入れた。
僕は、ちゃあの肩甲骨。昨日、まだ生きていた彼の体をなでたときに
感じた大きい肩甲骨を二つ。
足の骨を二本。先がちょっと曲がっていたしっぽの骨。
この18年、何度も何度も撫でた頭蓋を入れた。
最終的に、粉骨し、パウダー状になった骨は、小さな壷に入れ替えられた。
本当に、一握りほどのパウダーになってしまった。
+++
帰り道、「ペット霊園反対」の看板を見つつ、
「それでも、自分にとって、本当に今日はあの葬儀場があってくれて助かったな」
と思った。
+++
32歳の自分にとって、18年を共にした存在というのはとても大きい。
中学生から高校、大学をへて現在まで。多感な時期の思い出に、
気づいてみればいつもちゃあはいたし、話題になった。
一時期、とても複雑だった我が家は、自分の家なのにそこに
いることがつらい時期も続いたけど、そのたびに自分を癒す相手に
なってくれた。とにかく、かわいくて仕方なかった。
ちゃあは、老衰という形でボロボロに衰弱してなくなるまで、
一生懸命生きていたと思うし、彼も我々を求めていてくれたと思う。
今はただ、
「本当にありがとう」
という言葉しかない。
いつまでも、彼のことを忘れずに生きていきたい。
2000年位のちゃあ ちゃあはいつも、窓から外を見ていた
今日、日曜日の朝。
8時くらいに家の電話がなった。
電話は留守電となり、メッセージは吹き込まれなかったが、
着歴で母からの電話だとわかった。
すぐに、内容がわかった。
「ちゃあ、やっぱりダメだったよ、夜中に死んじゃったよ」
+++
電話を折り返し、今日、実家に行くことを告げて、電話を切った。
そして、パソコンを立ち上げて、昔のハードディスクを何台も
あさりながら、ちゃあの写真を探した。
ちゃあをとった画像はたくさんあった。
そのなかから、何枚かの画像を光沢紙にプリントした。
母と、そして、きっと悲しんでいる姉に渡してあげよう。
+++
実家までは車で1時間ちょっと。
妻を助手席に乗せて、実家に向かう。
道すがら、特に、ちゃあを失った喪失感にさいなまれることはなかった。
それはきっと、近いうちの別れをずっと予感していたからかもしれない。
+++
ちゃあは、台所で、ダンボールの中に氷や保冷剤と共にタオルをかけて
寝かされていた。敷布団代わりに、僕が実家にいたときに使っていた
枕が敷かれていた。
+++
ちゃあの寝顔は、昨日とあまりかわらなかった。
少し目を開け、やや背中を曲げて丸まって寝ている。
「午前二時くらいまでは、そばに居たんだけど、そのあとだったんだね。
もうちょっと長くいてやったら」
母が言った。
「でも、そうやって我々を煩わせなかったのは、ちゃあらしいじゃない」
僕は言った。
「夜中に、めずらしく、(2番目の猫)ちぃが台所におきてきて、
朝までずっと居たんだよ」
母はさびしそうに言う。
「ちぃちゃん、珍しく、朝は一口もご飯食べなかったよ」
+++
それからは、ネットで火葬場を探した。
とにかく、猛暑が続く夏真っ盛り。
両親は共働きなので、月曜日の明日以降に葬儀を持ち越すことは出来ない。
何件か火葬場を当たった。
「予約が必要です」(死ぬ日を予測できるわけないだろ!!)
というところもあったし、
インターネットに表示してある金額の倍くらいを吹っかけてくる
火葬場が何件”も”あった。
そして、やっと、一軒の犬猫霊園で、インターネット表示どおりの条件で、
しかも、今日対応してくれるところが見つかった。
+++
しばらく時間があったので、母と姉夫婦と共に、昼食をとる。
ちゃあがよく入りたがっていたクーラーのきいた部屋で、
みんなで食べた。
そこに、ちゃあの棺も運び込み、おなかの上に彼が好きだった
魚の切り身と、カリカリのドライフードと、そして裂きイカ、
ミルクを載せてあげた。
「おなかすいてただろ、いっぱい食べていいんだよ」
と、語り掛けた。
本当は、もっと早く、おなか一杯食べさせてやりたかったけど。。。
+++
時間が来て、家を出るとき。
彼が好きだった庭をもう一度見せてあげた。
そして、母と庭に咲いている花を摘んで、ちゃあの横に
いくつもおいた。
これらの花が咲く頃、いつもその下にあったちゃあの姿。
それを思い出しながら、ちゃあにいつまでも彼が好きだった庭を
感じさせたくて、花を摘んだ。
+++
葬儀場に行く途中は、
『ペット霊園反対』
の看板が所狭しとたっていた。
たしかに、住宅のそばに、火葬場と霊園が出来るのは、
そこの住んでいる人たちにとっては重大な問題だな、と
ぼんやり考えた。
+++
葬儀場では、思ったよりちゃんとした御葬式だった。
お経も唱えられたし、お線香をあげることもできた。
そして、その葬儀場の花壇に色々と咲いている花で、
さらにちゃあの周りを飾ってやることが出来た。
ちゃあの下には、青いバンダナが敷かれていた。
「じゃあね、ありがとう」
ちゃあのひげをなでながらお別れをした。
美猫だったちゃあの顔。
今では面影もないけど、それでもかわいくて仕方ない。
+++
炉に火が入って、40分。冷却に10分。
ちゃあの骨は、真っ白。そして、大きく残っていた。
「本当に健康に生きてきたんですね。こんな真っ白い骨は、そうそうないですよ」
葬儀場の人はいう。
たしかに、怪我こそすれ、大病などとはまったく無縁の孝行猫だった。
ちゃあの骨はしっかり残っていたので、当初予定していた骨壷には
入りきらず、もう一つ大きい骨壷にみんなで箸で入れた。
僕は、ちゃあの肩甲骨。昨日、まだ生きていた彼の体をなでたときに
感じた大きい肩甲骨を二つ。
足の骨を二本。先がちょっと曲がっていたしっぽの骨。
この18年、何度も何度も撫でた頭蓋を入れた。
最終的に、粉骨し、パウダー状になった骨は、小さな壷に入れ替えられた。
本当に、一握りほどのパウダーになってしまった。
+++
帰り道、「ペット霊園反対」の看板を見つつ、
「それでも、自分にとって、本当に今日はあの葬儀場があってくれて助かったな」
と思った。
+++
32歳の自分にとって、18年を共にした存在というのはとても大きい。
中学生から高校、大学をへて現在まで。多感な時期の思い出に、
気づいてみればいつもちゃあはいたし、話題になった。
一時期、とても複雑だった我が家は、自分の家なのにそこに
いることがつらい時期も続いたけど、そのたびに自分を癒す相手に
なってくれた。とにかく、かわいくて仕方なかった。
ちゃあは、老衰という形でボロボロに衰弱してなくなるまで、
一生懸命生きていたと思うし、彼も我々を求めていてくれたと思う。
今はただ、
「本当にありがとう」
という言葉しかない。
いつまでも、彼のことを忘れずに生きていきたい。
2000年位のちゃあ ちゃあはいつも、窓から外を見ていた
2000年のとき、自分が趣味で作っていたサイトに載せた、
ちゃあの紹介文です。
ちゃあの性格や、我が家にきた様子などが書かれています。
ちゃあは、私が14歳の10月10日に我が家にやってきた、
野良猫の子供です。青い空に白い雲が浮かぶ、秋晴れの日でした。
それ以来、私は人生の半分以上の約18年を、彼の存在と共に生きてきました。
トイレをしつけたこと、一緒に遊んだこと、彼の些細なしぐさや声、
怪我をして病院に連れて行ったこと、
一緒に寝たこと、食べ物をねだる彼の様子や、寝顔など、思い出は尽きません。
ちゃあは、人にベッタリ甘える猫ではありませんでした。
むしろ、ノラとしての気高さのようなものを持っていて、
賢く、手もかかりません。
普段はあまり、かまわれるのを好んでいませんでした。
でも、実は甘えベタな面があって、時々、決まり悪そうによっかかってきたり、
枕元で
「布団に入れて」
とせがむのが、またかわいいところでした。
+++
今腕の中で丸まって寝るオスネコ「ちゃあ」
お前はもうこの家にきて10年以上も
一緒に生きてきた老いぼれ雑種ネコ
ある晴れた10月のことだった
小さな兄弟の中で安らぎ寝ていたお前は
人の手でひょっと持ち上げられ
ほんの偶然の選択で
紙袋に入れられた
「動物禁止」
の借家だったが
紙袋をを覗き込む笑顔の顔々を
手のひらに乗るほどのお前は
怯えながら見上げていた
それからいくつもの季節が過ぎ
俺と一緒にいることの多かったお前は
気高く 人に媚びない
立派なネコになった
けして人の布団の中では寝なかったし
外で会った時だって
耳かしっぽで挨拶を返すだけ
美形の甘いマスクは
いつも自信がみなぎっていた
そんなお前に弟と妹が出来た時
お前は悪いことをした弟を丸い肉球でたたいて叱り
淋しがる妹と一緒に寝てやり
風呂に入れられた弟妹が叫んだ時には
必死に風呂のドアの隙間から手を伸ばした
お前を育てる家族より
はるかに早く成長するお前は
獲物を取ってきては
俺たちに「食べて良いよ」ってくれた
当然食べられはしなかったけど
御礼を言うと
お前は何て満ち足りて誇らしげな表情を
浮かべたことだろうか
気高いお前は
唯一俺に心を開いてくれたネコ
俺が失恋して落ち込んだ時
お前はひざの上でのどを鳴らして支えてくれた
俺に幸せが訪れてきたとき
お前は無条件にそれを受け入れてくれた
「やれやれ、手がかかるなあ」
なんて鼻でため息をつくお前だった
だから
お前の立派な牙が弱って抜け落ちた時
俺たちは一人と一匹
一緒に悲しみ
お前は俺のひざに丸まって寝ていた
年老いだんだんと外に出ることがなくなり
お前は突然甘えるようになった
ひざにのぼり しきりに顔に擦り寄ろうとする
布団に入ってきては腕枕で気持ちよさそうに寝る
お前の長いしましましっぽ
心地よさそうに揺れている
これからいくつの季節が
俺とお前の生活に訪れるか
それは多くないことしかわからないが
「ちゃあ」よ
ひとつでも多くの季節を
ちょっとでも長い暖かさを
一緒に分かち合っていこう
(2000.12.23)
2000年のとき、自分が趣味で作っていたサイトに載せた、
ちゃあの紹介文です。
ちゃあの性格や、我が家にきた様子などが書かれています。
ちゃあは、私が14歳の10月10日に我が家にやってきた、
野良猫の子供です。青い空に白い雲が浮かぶ、秋晴れの日でした。
それ以来、私は人生の半分以上の約18年を、彼の存在と共に生きてきました。
トイレをしつけたこと、一緒に遊んだこと、彼の些細なしぐさや声、
怪我をして病院に連れて行ったこと、
一緒に寝たこと、食べ物をねだる彼の様子や、寝顔など、思い出は尽きません。
ちゃあは、人にベッタリ甘える猫ではありませんでした。
むしろ、ノラとしての気高さのようなものを持っていて、
賢く、手もかかりません。
普段はあまり、かまわれるのを好んでいませんでした。
でも、実は甘えベタな面があって、時々、決まり悪そうによっかかってきたり、
枕元で
「布団に入れて」
とせがむのが、またかわいいところでした。
+++
今腕の中で丸まって寝るオスネコ「ちゃあ」
お前はもうこの家にきて10年以上も
一緒に生きてきた老いぼれ雑種ネコ
ある晴れた10月のことだった
小さな兄弟の中で安らぎ寝ていたお前は
人の手でひょっと持ち上げられ
ほんの偶然の選択で
紙袋に入れられた
「動物禁止」
の借家だったが
紙袋をを覗き込む笑顔の顔々を
手のひらに乗るほどのお前は
怯えながら見上げていた
それからいくつもの季節が過ぎ
俺と一緒にいることの多かったお前は
気高く 人に媚びない
立派なネコになった
けして人の布団の中では寝なかったし
外で会った時だって
耳かしっぽで挨拶を返すだけ
美形の甘いマスクは
いつも自信がみなぎっていた
そんなお前に弟と妹が出来た時
お前は悪いことをした弟を丸い肉球でたたいて叱り
淋しがる妹と一緒に寝てやり
風呂に入れられた弟妹が叫んだ時には
必死に風呂のドアの隙間から手を伸ばした
お前を育てる家族より
はるかに早く成長するお前は
獲物を取ってきては
俺たちに「食べて良いよ」ってくれた
当然食べられはしなかったけど
御礼を言うと
お前は何て満ち足りて誇らしげな表情を
浮かべたことだろうか
気高いお前は
唯一俺に心を開いてくれたネコ
俺が失恋して落ち込んだ時
お前はひざの上でのどを鳴らして支えてくれた
俺に幸せが訪れてきたとき
お前は無条件にそれを受け入れてくれた
「やれやれ、手がかかるなあ」
なんて鼻でため息をつくお前だった
だから
お前の立派な牙が弱って抜け落ちた時
俺たちは一人と一匹
一緒に悲しみ
お前は俺のひざに丸まって寝ていた
年老いだんだんと外に出ることがなくなり
お前は突然甘えるようになった
ひざにのぼり しきりに顔に擦り寄ろうとする
布団に入ってきては腕枕で気持ちよさそうに寝る
お前の長いしましましっぽ
心地よさそうに揺れている
これからいくつの季節が
俺とお前の生活に訪れるか
それは多くないことしかわからないが
「ちゃあ」よ
ひとつでも多くの季節を
ちょっとでも長い暖かさを
一緒に分かち合っていこう
(2000.12.23)
2004年9月のちゃあ
「ちゃあが、もう二、三日かもしれない」
母からの連絡をもらったのは昨日の土曜日。
二週間前に、実家にいる、17歳のオス猫「ちゃあ」
に会ったときは、よぼよぼのボロボロでも、自力で立ち上がって
歩いては、ミルクや食べ物をせがんできていた。
指を出すと、昔から僕と彼の間での儀式だった、
「なー」とちゃあがないて、指にスリスリすることもしていた。
一週間前から、ちゃあが、もう横たわって、あまり動かなくなって
いることを聞いた。病気ではない。老化だ。
僕はレトルトの柔らかいえさや、流動食をネットで購入し、
実家に送った。
そして土曜日。
母からの連絡を受けて、夜に、実家にちゃあに会いに行った。
ちゃあは、二週間前の姿と打って変わって、衰弱していて、
家で一番涼しい脱衣場の床に、氷枕を作ってもらって
横たわっていた。
目がかすかに開き、もう、ボロ雑巾のように動かない。
たまに、何とか寝返りを打ったり、顔を動かしているほかは、
彼が生きている証明は、呼吸で胸が動くかすかなしるしだけだった。
そんなちゃあをなでる。
彼が大好きだった、鼻の横、眉間、顎の下、耳の後ろ。
かつては、ゴロゴロとのどを鳴らして、名を呼ぶと「なー」と、
返事をしてくれた場所をさがして、なでた。
もう、衰弱しきった彼は、本当にやせていて、かつての感触は
感じられなかった。
それでも、ちゃあは顔を上げて、気持ちよさそうに目を閉じてくれたし、
大きく呼吸をして、胸が大きく波打った。
これは、もし彼が元気だったら、ゴロゴロのどを鳴らしていたしぐさだ。
もう、ちゃあは、声も出ない。
後ろ足も、動かない。
何とか起き上がって、寝床を移ろうとする。転がって、うまく動けない。
それでも、僕たちが脱衣場の隣の台所にいたら、
台所まで歩いてきて、いつもの彼の場所、テーブルの下の寝床、に、
小さく収まった。
+++
2002年のちゃあ
ちゃあは、ミルクが好きだった。
自分が家から持っていった粉ミルクに、流動食を混ぜて、
横たわったちゃあの口元に持っていった。
ちゃあは、顔を少し上げて、ミルクをなめ始めた。
でも、たった二口で、しんどそうに動きを辞めてしまった。
とても、悲しかった。
+++
夜、ようやっと世界に涼しさが下りてきた。
僕は、寝床ごと、ボロボロに横たわっているちゃあを抱いて、
彼が大好きだった家の外に出た。
色とりどりの花が咲く家の庭。
僕は、ちゃあに色々なにおいをかがせた。
花のにおい。土のにおい。草のにおい。風のにおい。
かつて、自分が洗車していたときによく、横で見ていた僕のロードスター。
僕が実家にいた頃は、ロードスターのエンジン音が聞こえると、
散歩中の彼が迎えに来てくれたっけ。
小雨の降った夜の風の中、ちゃあは、胸を大きく波打たせた。
においを感じている。そして、喜んでいる。
家に入っても、しばらく彼の大きな息遣いは止まらなかった。
僕は、別れを確信した。
そして、10年以上前に購入し、今でも日常のハンカチとして使っていた
青いバンダナを取り出した。
これは、買った当時はたまにちゃあの首に巻いて
「やっぱり、ちゃあってダンディーだね」
なんて言っていたものだった。
「もし、来週、自分が出張中にちゃあが死んだら、これを敷いてほしい」
母に伝えて、実家を後にした。
2004,12,29寒い雪の日、3番目の猫と寄り添って寝るちゃあ
+++
2004年9月のちゃあ
「ちゃあが、もう二、三日かもしれない」
母からの連絡をもらったのは昨日の土曜日。
二週間前に、実家にいる、17歳のオス猫「ちゃあ」
に会ったときは、よぼよぼのボロボロでも、自力で立ち上がって
歩いては、ミルクや食べ物をせがんできていた。
指を出すと、昔から僕と彼の間での儀式だった、
「なー」とちゃあがないて、指にスリスリすることもしていた。
一週間前から、ちゃあが、もう横たわって、あまり動かなくなって
いることを聞いた。病気ではない。老化だ。
僕はレトルトの柔らかいえさや、流動食をネットで購入し、
実家に送った。
そして土曜日。
母からの連絡を受けて、夜に、実家にちゃあに会いに行った。
ちゃあは、二週間前の姿と打って変わって、衰弱していて、
家で一番涼しい脱衣場の床に、氷枕を作ってもらって
横たわっていた。
目がかすかに開き、もう、ボロ雑巾のように動かない。
たまに、何とか寝返りを打ったり、顔を動かしているほかは、
彼が生きている証明は、呼吸で胸が動くかすかなしるしだけだった。
そんなちゃあをなでる。
彼が大好きだった、鼻の横、眉間、顎の下、耳の後ろ。
かつては、ゴロゴロとのどを鳴らして、名を呼ぶと「なー」と、
返事をしてくれた場所をさがして、なでた。
もう、衰弱しきった彼は、本当にやせていて、かつての感触は
感じられなかった。
それでも、ちゃあは顔を上げて、気持ちよさそうに目を閉じてくれたし、
大きく呼吸をして、胸が大きく波打った。
これは、もし彼が元気だったら、ゴロゴロのどを鳴らしていたしぐさだ。
もう、ちゃあは、声も出ない。
後ろ足も、動かない。
何とか起き上がって、寝床を移ろうとする。転がって、うまく動けない。
それでも、僕たちが脱衣場の隣の台所にいたら、
台所まで歩いてきて、いつもの彼の場所、テーブルの下の寝床、に、
小さく収まった。
+++
2002年のちゃあ
ちゃあは、ミルクが好きだった。
自分が家から持っていった粉ミルクに、流動食を混ぜて、
横たわったちゃあの口元に持っていった。
ちゃあは、顔を少し上げて、ミルクをなめ始めた。
でも、たった二口で、しんどそうに動きを辞めてしまった。
とても、悲しかった。
+++
夜、ようやっと世界に涼しさが下りてきた。
僕は、寝床ごと、ボロボロに横たわっているちゃあを抱いて、
彼が大好きだった家の外に出た。
色とりどりの花が咲く家の庭。
僕は、ちゃあに色々なにおいをかがせた。
花のにおい。土のにおい。草のにおい。風のにおい。
かつて、自分が洗車していたときによく、横で見ていた僕のロードスター。
僕が実家にいた頃は、ロードスターのエンジン音が聞こえると、
散歩中の彼が迎えに来てくれたっけ。
小雨の降った夜の風の中、ちゃあは、胸を大きく波打たせた。
においを感じている。そして、喜んでいる。
家に入っても、しばらく彼の大きな息遣いは止まらなかった。
僕は、別れを確信した。
そして、10年以上前に購入し、今でも日常のハンカチとして使っていた
青いバンダナを取り出した。
これは、買った当時はたまにちゃあの首に巻いて
「やっぱり、ちゃあってダンディーだね」
なんて言っていたものだった。
「もし、来週、自分が出張中にちゃあが死んだら、これを敷いてほしい」
母に伝えて、実家を後にした。
2004,12,29寒い雪の日、3番目の猫と寄り添って寝るちゃあ
+++
…
今月は、すみちゃんとジェットのお誕生月です。
(厳密には5月生まれで我が家に来たのは6月)
…
今月は、すみちゃんとジェットのお誕生月です。
(厳密には5月生まれで我が家に来たのは6月)
エキゾチック日本庭園計画のためにポンプを取り寄せたのだが、
その空き箱に、早速「やつ」が興味を示した…
ねえ、箱入り娘でしょ?
あの~、すみれさん、ちょっと、箱が小さすぎやしませんか?
満足満足。
……私たちなんか常に箱入りだわよ
エキゾチック日本庭園計画のためにポンプを取り寄せたのだが、
その空き箱に、早速「やつ」が興味を示した…
ねえ、箱入り娘でしょ?
あの~、すみれさん、ちょっと、箱が小さすぎやしませんか?
満足満足。
……私たちなんか常に箱入りだわよ
赤っぽくなってますが、照明が60w電球だからかな?
広角で接写してるから、口がでかいなー
赤っぽくなってますが、照明が60w電球だからかな?
広角で接写してるから、口がでかいなー
すみちゃんは、ただいま右目負傷中。
エリザベスカラーをつけて不自由そうに歩いている…
すみちゃんは、ただいま右目負傷中。
エリザベスカラーをつけて不自由そうに歩いている…
すみれは、柄こそヅラ模様だが、
スレンダーな体と長いしっぽはなんだか画になる。
よく、階段の上のマットでころんちょしている。
かわいいやつだ。性格はしつこいが。
すみれは、柄こそヅラ模様だが、
スレンダーな体と長いしっぽはなんだか画になる。
よく、階段の上のマットでころんちょしている。
かわいいやつだ。性格はしつこいが。
S 今日はネコの日だってよ。
J なんかうまいもの食わせてくれるんだろうか?
J 下から覗いているやつがいるぞ
J えいっ(ポコッ)
それはそうと、ジェットさん
おなかがはみ出しすぎじゃないっすか?
そんな事いうなんて、ひどい
じたばた
いじけぎみ
いじけ気味その2
とりあえず右足を手入れして
打倒飼い主、左ジェットフック!!
(ぽかーん…)何やってんだろ
おなかなでてくれる?
自分の興味を純粋に表現する、猫の目は素敵だ。
自分の興味を純粋に表現する、猫の目は素敵だ。
最近のジェットはぐうたらしている。
見てほしい、このたるんだおなかを↓
あついっすね~
これはいかん。
運動させなくては。
にゃんだ、あの赤い点は!?
ジェット うーん、あの赤い点が気になるー
ジェット・ジャーンプ!!
ぴょーん
ドサッ
捕まえたっ
ドサッ
このエクササイズを続けること20分。
うーつかれた
ジェット、息切れがすごいぞ。
最近のジェットはぐうたらしている。
見てほしい、このたるんだおなかを↓
あついっすね~
これはいかん。
運動させなくては。
にゃんだ、あの赤い点は!?
ジェット うーん、あの赤い点が気になるー
ジェット・ジャーンプ!!
ぴょーん
ドサッ
捕まえたっ
ドサッ
このエクササイズを続けること20分。
うーつかれた
ジェット、息切れがすごいぞ。
仲良しはいいことだ。。。
いつも二匹仲良くねる。
…寝相が悪いこともある。
仲良しはいいことだ。。。
いつも二匹仲良くねる。
…寝相が悪いこともある。
粗悪な中国製の小麦粉を使用したペットフードを食べた
動物が内臓に異常をきたし、米国で回収となっているようです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007031800099
メニューフーズ社製造のものが該当しますが、
犬猫では、ヒルズのサイエンスダイエットなども含まれます。
http://www.hills.co.jp/news/reca070319.shtml
ペットフードを購入される皆さん、お気をつけて。
+++
中国では偽者の塩(致死量3グラム)が
地域的にかなり出回っているようですし、
ちょっと、食の安全としては問題が大きそうですね。
ちなみに、我が家は産地表示がされていれば、
中国野菜はまったくといっていいほど使いません。
問題は、冷凍食品ですね。
上記のような小麦粉や偽塩が使われていたら…
怖いなあ…
な、なんだあいつは!!
(クレイジー)今日は寒いね。
(ジェット) うん、さむいね。
な、なんだあいつは!!
(クレイジー)今日は寒いね。
(ジェット) うん、さむいね。
いいてんきだにゃー。
お日様がぽかぽかだにゃー。
いいてんきだにゃー。
お日様がぽかぽかだにゃー。
にゃ?
暗闇で何やってるの?
ジェット…いやな予感
うりゃ(バシッ)
こらっ、カメラをたたくな!
会心の一撃だにゃ
おいおい、カメラが下を向いちゃったじゃないか
何か文句でも?
いえ、ないです
ジェットめ、おぼえてろ。
なんとなく、夕食のあとにランプをともした。
大須のランプ専門店で買った、小さなランプ二つ。
なんとなく。
それ以上でも、
それ以下でもない。
赤のほうは、ハートのランプ。
お店に行ったとき、かわいい上に、バンプ・オブ・チキンの
「ランプ」という歌が好きなこともあって買った。
ハートに情熱のランプがあって、それに火を灯そう、
その選択肢は自分にあるんだよ、
というような内容なんだけど、勇気付けられる歌だと思う。
闇にゆれる小さなランプの炎二つ。
周りの大きな闇に飲まれそうだけど、
確かに明るく、確かに暖かくゆれていた。
じぇ、ジェットさん、すみれさん、クールっすよ!
かっこいいっすよ!
やればできるじゃないですか、
右手で抑えたネズちゃんがまた、
オスネコの強さを象徴していますよ!
ジェットさん、かっこいー!!
かくして、親ばか撮影会は30分ほど続いたのであった。
で、撮影終了後。
つかれたにゃー。
あいつに付き合うとくたびれるにゃー。
…すみれさん、折れ曲がってますよ?
じぇ、ジェットさん、すみれさん、クールっすよ!
かっこいいっすよ!
やればできるじゃないですか、
右手で抑えたネズちゃんがまた、
オスネコの強さを象徴していますよ!
ジェットさん、かっこいー!!
かくして、親ばか撮影会は30分ほど続いたのであった。
で、撮影終了後。
つかれたにゃー。
あいつに付き合うとくたびれるにゃー。
…すみれさん、折れ曲がってますよ?
すみれさん、はしたないですよ。
すみれさん、はしたないですよ。
こういうのって、いいなあ。
http://www.excite.co.jp/News/society/20070105175657/Kyodo_OT_CO2007010501000418.html
ネコの駅長さんが客招き和歌山電鉄の無人駅で [ 01月05日 17時56分 ]
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小さいからこそできることがある。いまは、商業施設だって街だって、
大きいものばかりが強いと思われているけど、そんなことはない。
この和歌山電鉄、「日本一心温まる電鉄になりたい」とホームページに
書いてある。
良いじゃないか。
銚子鉄道の「ぬれ煎」も昨今話題になったが、
「~ねばならない」ということにとらわれるのではなく、
アイデアを実践していくことが相手を惹きつけるのだろう。
実践あるのみ、か。
皆さまあってのNB-Roads
(使用前)
※画像は保護主のusakoさんのサイトよりお借りしました
(使用後)
今年もありがとうございました
(使用前)
※画像は保護主の方からいただきました
(使用後)
来年もよろしくお願いいたします。
…ロードスターが出てこないぞっ!
なんて怒らないでね…
ジェット(漢字名:猫鯱)が外耳炎になって、
耳をかきむしって膿んでしまった。
病院に連れて行き、薬とエリザベスカラーを装着。
どんより
肉球しゃぶりできないよ~(どんより)
ライオンのたてがみのようだが、歩くたびにゴチゴチ
引っかかりながら歩いている。
頼むから、俺の顔にカラーを刺して寝ないでくれ。
こちらは箱入り娘。
箱と袋を見ると、必ずや飛び込む。
ビニール袋を嘗めるのが大好き。
ちなみに、来週、去勢&避妊予定。
立派なタマタマなのだが…
ジェット(漢字名:猫鯱)が外耳炎になって、
耳をかきむしって膿んでしまった。
病院に連れて行き、薬とエリザベスカラーを装着。
どんより
肉球しゃぶりできないよ~(どんより)
ライオンのたてがみのようだが、歩くたびにゴチゴチ
引っかかりながら歩いている。
頼むから、俺の顔にカラーを刺して寝ないでくれ。
こちらは箱入り娘。
箱と袋を見ると、必ずや飛び込む。
ビニール袋を嘗めるのが大好き。
ちなみに、来週、去勢&避妊予定。
立派なタマタマなのだが…
最近の我が家のニャンコ先生
相変わらず甘えん坊でやんちゃなすみれ
同じく甘えん坊だけど、どこかおっとりしているジェット
最近の我が家のニャンコ先生
相変わらず甘えん坊でやんちゃなすみれ
同じく甘えん坊だけど、どこかおっとりしているジェット