高平さんのドリル
かねてより、自分に適したレイアウトに関心を持っていたドリル。
「相談に乗ってくれるし、いろいろと教えてくれるよ」
と評判がよく、ファンの多いドリラーの高平さんに
ニューボールをドリルしてもらうために、遊園の
ボウリング仲間と出かけた。
遊園にきている上級者の人も、彼にお世話になっている人が
結構いるようだ。
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午前中に、遊園で投げ、それをXactiで録画しておく。
高平さんに見せるためだ。
また、同時に今投げているボールのPAPを捜すべく、
オイルラインを眺めながらテープを何回も貼りなおして
何度も投げた。
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今回あけてもらうボールは、
STORM CONTROL 15ポンド2オンス 0.5インチ
STORM FIRED UP2 15ポンド3オンス 4インチ
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店に着く。
高平さんに、今まで投げていたボールを見せる。
一言。
「安定してねえなあ」
汗。
やっぱ、すぐわかりますよね…そんな傷じゃ…
そうなんです、いろいろと悩みが多くて。
「それにしても、何でここに空けるかなあ」
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そして、動画を見せる。
使用球はローハンマー アンガー15-5。
とりゃー!いくでぇ~。
コロコロコロコロ
壁じゃ、壁にぶちあたって跳ね返るんじゃぁっっ!
よっしゃー、1番に厚めにヒットじゃぁっ
ストライク!!どんなもんじゃーいっっ!
じっと見ていた高平さん。
「あ、こぼしすぎだね」
ハイ、
図星です…。
こぼしすぎの瞬間。犯人は私です。
しかも、右肩下がり過ぎ?…泣
うすうす気づいていたこと、それでも本当にそういう考えで
いいのか判らなかったことがずばっといわれたわけで、
むしろすっきり。
「押し出せてないんだよ。つまりは…」
ほかにも、投げ方に関する考え違いを指摘された。
「サムレスか、難しいこというなあ。で、どのボール?」
ここでまず、コントロールを見せる。
「どういうの投げたいの?」
「普段がウッドレーンで遅いので、先まで走らせたいです」
PINの位置とウェイとブロックの絵をみた高平さん、
「これはピン・インでいいね、走るよ。オーソドックスにいこう」
そういうと、さっさっさ、と線を引いていく。
「ブリッジも今のだと狭いよ。広げるからね」
バババ…。
ものの5分ほどで、ドリル完成。
「決まるとね、ドリルは早くできるんだ」
とのこと。
「もってごらん。手に張り付くよ」
手に持ってみるとあら不思議。手の平にしっかりと
重みを感じる。
ピンの真上に空けたから、そりゃそうなんだけど
妙に感心。
つづいて、ファイヤードアップ2を見せる。
「で、どういうの投げるの」
「これも先まで走らせたいです、そこからグッと!」
というと
「また、むっずかしいこというなあ」
と高平さん苦笑い。
「それって、ピンとCGが離れすぎ、ということですか?」
「そうだよ。離れると、元から緩やかにしか曲がらないよ」
「ええ、走るのだと思ってた!!」
「まあいいや、ちょっと、どっちに転ぶかわからないけど、
やってみるよ。投げてから判るだろう」
と、またさささ、と書いてバババ、とドリル。
「もってごらん。今度は指にずっしり来るだろう?」
「おお、確かにきます」
「これは早いレーンで投げて。動きがはっきり出るようにはしたけど、
基本的には緩やかに曲がるよ」
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いやはや、これはよい体験をした。
今まではおおよその希望を言って、後はまかせっきりだったけど、
こういう風にいろいろと指摘をうけたり、相談をしながらやれるのは
なんだか安心感がある。
いままで、これでよかったのかな、なんて思いながら投げていたが、
なんだか自信を持って投げられる気がしてくるから不思議だ。
左がコントロール。右がファイヤードアップ2.
はよ投げたいのう。。。
というか、わざわざ出向いていってドリルをしてもらった以上
言い訳できなくなった
しまった…