++ 画像・文章の無断転用、転載、加工等はお断りしております++
☆また、商品販売や販売促進を目的としたサイトが当ブログの記事を無断でリンクし、
記事内の情報をそれら目的に用いることを禁じます。☆

« 瀬戸内海 | メイン | R・Pゲイル医師の著書より、ケネディ大統領の言葉 »

20ミリシーベルト 京大 小出助教の著書より

原発推進派の東大に対し、原発反対のために、放射線を研究し続けている京大助教、小出先生の著書に現在の被曝基準に関する説明がありました。

+++

■10人・シーベルトあたりのがん死者数(100ミリシーベルトを浴びた時の100人当たりの死者数)

原発推進派の評価 普通の大人 1人 子供 4人
物理学者ゴフマン博士の評価 普通の大人4人 子供16人

■日本の被曝許容量とがん死の危険性(ゴフマン博士の評価をもとに)

事故前
・一般人 1mSv/年 → 2,500人に1人
・放射線従業者 20mSv/年 → 125人に1人

事故後
・福島事故(労働者) 250mSv/回 → 10人に1人
・避難基準(子供ふくむ) 子供 20mSv/年 → 31人に1人

※原発推進派の主張では、上記の1/4になる。

(小出裕章 「原発はいらない」2011 幻冬舎より)

+++

重要なことは、原発推進派の基準としても、20mSv/年を浴びた子供の124人に1人ががんで死んでしまう。

しかも、日本政府の基準はあくまで外部被曝のみを考慮しており、内部被曝が抜け落ちている。

それを、我々大人社会は看過している。

これでいいのだろうか?

 

 

コメントを投稿

About

2011年08月27日 20:38に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「瀬戸内海」です。

次の投稿は「R・Pゲイル医師の著書より、ケネディ大統領の言葉」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。


■NB-Roadsセレクション
ブログ内で取り上げた商品・気になる商品などをまとめたAmazonのショッピングページ。
NB-Roadsセレクション