先日、スカイツリーを見に行ったとき、ちょうど東武橋でNHKの取材が
行われていました。春めかしい桜色の洋服に身を包んだニュースキャスターの
古野晶子お姉さん(お姉さんといっても、年下ですが)が取材されてました。
NHK「週刊ニュース」での取材です。
でも、その時は何事もなく、私は「おしなり君の家」なんかを回ってボチボチ歩きながら、
次の橋に向かったわけですね。
すると、その橋はかなり人も少ない状況だったのですが、先ほどのNHKのロケ隊の
ご一行が先におられ、ここでも取材中。
邪魔にならないように、と思いながら、おもいきり邪魔しつつ
この画像を撮影し、さて、次は隅田公園に行こうかね…
と家内と地図を覗き込んでいたら。
自分の右後方、4時の方角、相手の死角をいかに取るかが重要である空中戦であれば
間違いなく自分は撃ち落とされていたであろう角度から、古野晶子お姉さんが
「すみませーん」
とニョキッと現れたのです。
まったく予期していなかった接近、そしてNHKニュースキャスターの背後をとる技量の高さに
”フヌゥオッ”(やられるっ)
と声にならない声をあげ、心臓発作を懸念したのですが、発作は無事回避。
桜色の洋服の古野晶子お姉さんは、やはり春めかしいさわやかな声と笑顔で
「いま、撮られた画像を見せてください!」
見上げるような笑顔に一発でとどめを刺された私としては、
恥ずかしさを感じる前にとっさにカメラを持っていた手が出て
そりゃもう、見せる気満々(ハイハイ、どうぞどうぞ!)
だったわけで。
うちの猫も、私が大好きなおもちゃを持つと、
こんな様子でゴロン、と私に腹を見せますが、そんな感じです。
でも、そんな人様に見せるようなベストショットがないなー、と思いつつも、
たくさん撮った画像から町並みとツリーが写った画像を見せて、
・向島という地域に立つ(建つ)ツリーの意義
・それでも、向島らしさを残してほしい思い
を視界の隅に見えるマイクをたまにいやらしくチラ見し位置を確認しながら
熱く語ったわけですが…。
フンフンと聞いてくれていた古野晶子お姉さん、
「やっぱり、町並みとツリーをとられるているんですね~」
と、声音は明るくも、
「それちょっとちがうばい。みんなと変わらんけん。」
というどこか九州弁を思わせる表情がうっすらと…。
中学校で生徒会を3年勤めあげた察しのいい良い子の自分としては、
”こういう画像は求められておらぬっ”
純粋なときから社会にもまれて大人になった今の自分としては
”あ、俺、長いものに埋もれてる・巻かれてる気がする。
それじゃだめだ、それを古野晶子お姉さんに教えられてるんだ”
ということで、それならば、と出したのがコレ↓。
「おお~!これいいですね~」
晶子お姉さんの表情も、ようやく2分咲きから満開となりました。
”いや~、喜んでもらえた、もらえた!俺もまた自分を見つけた気がする”
という満足感と解放感、一種の達成感で安心して今夜一杯祝杯をあげるぞ、などと
邪念を抱きつつそのままインタビューに突入したのが悪かったか…
晶子お姉さん「どうしてこの画像を撮ったのですか?」
私↓
「お尻にひかれて撮ってしまった」
だ…と…?しまった、安心した解放感から、ついつい
重機尻フェチぶりを
全国ネットで
カミングアウトしてしまった。
↑三段論法的改行をしてみた
よりによって、
「お尻にひかれて撮った」
ではなく
「撮ってしまった」
…しまった?
アウトーッッ!!
その文字だけを見れば、これはまさしく盗撮犯とか、痴漢の
自白の弁
に他ならないではありませんか。
「ゆ、許してください、出来心なんです。
お尻にひかれて撮ってしまったんです。
…クレーンのお尻ですが。」
最後の一文があるかないかで、人生が変わるのですから、
言葉って大切(なんのこっちゃ)
というわけで話を戻すと、
インタビューではさして気の利いたコメントもできないというか、
明らかに使えないだろ今の発言、という言葉を乱発したわけですが、
ふたを開ければそんなインタビューでも使っていただきました。
お尻発言も、今から思えば意外と古野晶子お姉さんにも気に入っていただけたのでは
ないかと思います。←こういう都合のよい思い込みを精神分析では「合理化機制」という
と、ここまで書いていたら突然携帯電話が鳴ったので出よう…
おおっ、古野晶子お姉さんではないか!(ビックリ)
実は、インタビューでうまく答えられなかった部分を、帰宅後に私から補足するメールを
送っていたんですね。(その内容も、実はこのトピックに関する後段のしめのコメントで
おりこんでいただけたのですが!)
それも含めてのお礼のお電話を、とてもお忙しいのにかけてきてくださったのです。
”丁寧なかた、気遣いのあるかただな~”(ほれてまうやろ~っ!!)
と感心・感激しつつ、心の中では…
お尻発言採用の真意を確かめるチャンス到来
シメシメ
とも思ったのですが、NHKの大切な優秀女子ニュースキャスターの古野晶子お姉さんに
「お尻発言への印象は!?採用のポイントは!?」としつこく迫るのもなんなので、
途中でやめときました。
というのが事の顛末です。
それにしても、普段は自分が取材することはあっても取材されることは
少なく、それでも今までは新聞に取材されたことはあったけど
テレビとはあまり縁がなかったので、とても面白い経験でした。
こんな時のために、もうちょっととっさの表現力を磨こう、なんて思えたし、
何よりも素敵なキャスターの古野晶子さんともお話しできた。
ということで、NHKのみなさんありがとうございました、
はい、私はちゃんと受信料払ってますからご安心を!
コメント (2)
はっはぁ~ん!
そう言う事だったのね。
見事に見逃してしまいました。
映像の右にある。
話 ○○さんは・・nbさんの名前が出ているのでしょうか?
番組の続きは本人が映像で全国ネットで映し出されたのでしょうか?
以前こちらにお越しの時、道の駅「きさかた」のカキ祭りの時、ご当地キャラクター「あらげ丸」の後ろに我々が写った以来のテレビ出演でしょうか?
どうやらロースターさん録画したみたいなので機会があたっら見てみたいです。
投稿者: 秋田のタカ | 2010年04月03日 16:28
日時: 2010年04月03日 16:28
そういうことでした…
まあ、詳細はいずれ、ロースター氏が
ツーリングでご披露いただけるでしょう…。
(そのころにはみんな忘れているに違いない)
「あらげ丸」
そんなこともありました。
あれはしっかりと仕事関係のかたにも
見られてしまったんだよな~!!
投稿者: nb | 2010年04月05日 20:20
日時: 2010年04月05日 20:20