自宅は、多摩地区のある私鉄駅からバスで少し行ったところにある。
で、その私鉄駅には、大学が二つあり、
朝や夜は多くの学生たちでにぎわうし、夜はたいてい若者の
集団が酔っぱらって騒いでいる。
最近、駅からのバス待ちで気になることがある。
それも、今年いきなり始まった現象。
それはなにか?
バス停のベンチに、バス待ちではない若者が平然と座っていること。
補足すると、バス待ちの列ができていて、立っている人たちがいるのに
座って騒いだり、ボーっとしていたり、読書していたりするということだ。
結果的に、バスの乗客となる人たちはそのベンチの脇から立って並ぶ
ことになる。20時くらいであれば、20人くらい並ぶ。
以前までも、バス待ちではないのにベンチに座っている若者はいた。
でも、バス待ちの人が並び始めると、ベンチを明け渡してくれるのが
ほとんどの場合だった。
べつに、そういうことであれば「ベンチに座るのが変だ」とは思わない。
しかし、今年に入ってから、男女を問わず、
バス待ちの列ができてもベンチに座り続ける光景をもう何回も
目にしている。しかも、この件について目にしたのはみんな若者。
これは公衆マナーの問題もあるけど、
このベンチがかりに、バス会社が乗客サービスのために
設置していたり、それを目的に設置されたものを
借り受けているのだとしたら、営業上の妨害ともいえる。
このようなベンチの使い方がおかしいのだろうと、
おそらく本人たちは気付いていないのだろう。
そういう価値観がないのではないかな?と思う。
もしそうであれば、教育の問題なのだろうけど、でも、
もういい大人なんだから、そんなの教えられる問題でもないだろ、
と思う。
それにしても、最近不景気だからか、満員電車は
老若男女問わずみんな殺伐としてるね。
そういう雰囲気に飲み込まれないでいたいものだ。