++ 画像・文章の無断転用、転載、加工等はお断りしております++
☆また、商品販売や販売促進を目的としたサイトが当ブログの記事を無断でリンクし、
記事内の情報をそれら目的に用いることを禁じます。☆

« 足首の破壊 | メイン | ブラックパールの重傷 »

パイロ、イリュージョン後、任務にたおれる

自分の最愛の右腕、15ポンドのストーム・パイロ。

常に、最高スコアを更新し続け、アベレージも高かった頼れる相棒。

その日、23時くらいにセンターを訪れた。

パイロで投げ始めて、6フレでストライクが5発。
幸先よさそうだ。

と思ったのだが。

投げ終わったボールが帰ってこない。

スタッフを呼ぶ。

スタッフがピンセッターの下を見るがない。
ボールリターンのレールのふたを全部開けてみるが、
どこにもない。

10分、15分。時間が過ぎる。場がなぞに包まれる。

周囲が、「イリュージョンだ、これはイリュージョンだ!」
と騒ぐ。
だとしたら、皆さん観覧料を払いなされ。ほれ、一人1000円だ。

+++

すると、

「ありました」

とスタッフがパイロを手に、まったく違うところから現れた。

いわく、

「ボールが裏に飛び出して機械に挟まっていた」

そんなことあるのか。

そして、彼の手にしたボールには、

直径にして3cmほど、深さにして5mmはゆうに超える穴が
えぐれていた。

それも、トラックラインの真上だった。

+++

ボールにとって、ましてや高回転の人のボールにとって、
トラックライン上の傷は、

即ちボールの死

を意味する。

初めて買ったまともなマイボールであるパイロは、確かに10ヶ月使っているし、
古い。小傷だって一杯だ。

しかし、このボールは実用性、愛着、ともに自分の中でずば抜けている。
もう一つ購入したい(けどもう売っていない)ボールである。

+++

センターのスタッフが修理を試みるという。

1週間ほどして出てきたボールは、傷のところをある程度きれいに磨いてあった。

しかし、転がすと

「ガロンガロンガロンガロン」

と音がして、曲がらない。

「使えないから、方法は任せるから、正円に戻して」

と頼む。

それから1週間ほどして再度提示。
全体も磨いてあるし、傷のところも丁寧に磨いてある。
stormの掘り込みの"S"が完全に消えている。それほど深い傷だった。
磨くのは時間がかかっただろう。

a
”トーム”?

投げてみる。

「ガロガロガロガロガロガロ」

前回よりは良いが、やはり、ボールの挙動はおかしかった。

b 
結局、見た目にもわかるくらいの削りあと。
 

+++

ドリルレイアウトを変えて、トラックラインを変えようか?

もともと、真横回転の自分のトラックラインは特殊で、、通常のボールの
トラックラインとは大きく異なるから、通常のラインに戻す?

しかし、ボールの挙動が判らないし、それだけの手間隙をかけて、
また最前線で使えるようになるのか?

しかしとにかく、フィンガーホールをプラグしてくれるように依頼した。

+++

今日、ネットを見ていたら、日本未発売のストームのボールを
国内のショップが取り扱っているのを発見。個人輸入か。

そのボールはpyroの属する「ファイヤーライン」というシリーズの2世代後継、
「sure fire」だ。
pyroの一作あとの「スピットファイア」は切れ味がマイルドになったのに対し、
「sure fire」では若干切れ味が戻っているようだ。
(ちなみにpyroは激烈に切れる)

現在のストームでは、シフトSLTがもっとも切れるタイプのボールだが、
マスバイアスは、なんとなくうまく行かない気がする。

ということで、sure fireが近日登場する予定。
ドリルはセンターのほうが補償代わりに無償でしてくれる。

そして、愛すべきパイロは、引退させることにした。
ここのところの相性が最高に良かったし、パイロのフレグランスは
一番好きなものだけにショックだ。
(ストームのボールはにおいがする)

++++++

新しいボールは
15ポンド4オンスなのでちょっと軽い感じはするけど、楽しみだ。。。

しかし、サムレスに適したドリルレイアウトって、どんなだろう、
と相変わらず悩んでいる。ドリルの勉強をしよう。

 

 

コメントを投稿

About

2007年09月24日 17:27に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「足首の破壊」です。

次の投稿は「ブラックパールの重傷」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。


■NB-Roadsセレクション
ブログ内で取り上げた商品・気になる商品などをまとめたAmazonのショッピングページ。
NB-Roadsセレクション