「原発をなくすデメリット > また原発が重大事故を起こした際のデメリット」
この図式を、納得いくように説明してみてはいかがだろうか。
これから原発の是非が国民的議論になるならば、
国民の判断に資するチェックポイントは上記視点だ。
「原発反対の人は、代わりの案を具体的に示せ」
という言葉があるが、それは順番が逆であり、本来は社会や国民生活・生命に大きな影響を与える原発を推進しようとするものが、上記の図式を先に説明する義務があるはずだ。
また、国民的議論がここ2,3年で起こるとすれば、十分注意すべきはチェルノブイリでは健康被害が小児で事故5年後くらいから出て10年目にピークを迎えたということだ。
それが起こる前に国民的議論が起こった場合は、今後の健康被害の可能性についてもしっかり加味したうえで、議論しなくてはならない。