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立川市の放射能汚染汚泥が処理場満杯らしい

立川市の汚泥処理上で、高い数値の汚染汚泥が検出され、袋に詰めて保管されています。その量は増える一方で、8月には処理施設内に臨時の倉庫を作る、鉛シートをかける、などして、市は対応に追われています。しかし、さすがにそろそろ保管場所は限界のようです。

一方で、国のなし崩しな汚染基準で、ただでさえ高いという批判のある、がれき焼却灰のキロ当たり8000ベクレルの基準を、一気に10万ベクレルまで上げ、それ以下は埋め立てに使っていいとする方針に見直しが進んでいます。これは、いま、福島の焼却場で出ている焼却灰の多くも処理できるようになる、という数値です。処理を進めるために、安全よりも、処理ができるようにする、という数字合わせを優先した、と感じずには居られません。

仮に、この基準が汚泥や焼却場の焼却灰に適用された場合、
(1)セメントで固める
(2)耐久性のある容器に入れる
(3)隔離層を設けて水の浸入を防止
(4)施設に屋根を付ける

などをして放射線の漏出を防ぐことをすれば、埋め立てができるようになります。
しかし、立川断層が走り、大地震が予想されるこの地において、いざ天災の時に人工物などは安全の確保など期待できません。

私は立川市の隣の日野市に住んでいますが、この汚染汚泥がどのように処理されるかは大変気になっています。くれぐれも、立川市民や、その周辺市町村に住む地域の人々の生活を脅かすようなことはしてほしくありません。

本来は東電が行うべき後始末であり、東電が引き取り、福島原発内で保管、処理すべきものと思っています。(東電は賞与を確保し、ここ数カ月ずっと電気料金を値上げしているのに、街角に出て除染活動すらしていませんねぇ…)
千葉のホットスポットである柏市や流山市、松戸市、我孫子市などは市長が直々に東京電力に汚染焼却灰の引き取りを要求しています。立川市も早急に、そうすべきでしょう。

この件については、立川市民の方だけでなく周辺市の住民も、関心を抱くべきですし、自分の住む市の状況がどうなっているかについても、関心を向けておくべきことだと思います。

コメント (1)

???????????????????? (NB-Roads????????????????) 私が探していたものです。情報をありがとうございました。

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2011年09月12日 11:05に投稿されたエントリーのページです。

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