岩手県奥州市で、放射性ヨウ素が8月下旬に検出されています。
これは奥州市からも正式に公表されました。
放射性ヨウ素の検出が何を表わすかといえば、福島原発での「再臨界」です。
下図は奥州市の発表したページです。
放射性ヨウ素の半減期は8日と短く、3月のメルトスルーのときの放射性ヨウ素はほとんどないはずですから、この時期に急激にこの値が上がるのは明らかな異常です。
放射性ヨウ素は甲状腺異常につながり、とくに乳幼児に甲状腺がんをもたらしますから、東日本の親御さんは十分警戒すべきです。
東電、政府からは発表はありませんが、外国メディアにおける外国の専門家は福島原発内のひび割れ(地割れ)からの水蒸気を問題視しており、そこからは膨大な汚染物質が放出されていると見ています。 原発事故直後の情報が、東電や政府ではなく外国メディアからもたらされたことなどを思えば、むげに否定もできないでしょう。
また、8月上旬の福島原発内での作業員の急性白血病での急死についても、東電が一方的に「原発との因果関係はない」と発表したまま、政府のしっかりとした調査なども発表されていません。
7月と8月には震度5以上クラスの余震が何回も起きていますが、本当にこの影響はなかったのでしょうか。
いまだに情報は十分に開示されておらず、わからないことが多いばかりです。
自分たちで自分たちを守るしかありません。
下記は賛否両論ある動画ですが、海外での報道についてどのような情報が出ているのか、という参考までに載せます。
広島市立大学ロバート・ジェイコブス教授