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「自粛してください」という呼びかけは責任逃れに思う

事故から4カ月、セシウム汚染牛が今更問題になっている。

この事故を受け、ある地域の生産者には公の機関から
「出荷を自粛してください」
と連絡が回っているという。

「自粛」

ってなんだ?

辞書で見れば

「自分から進んで、行いや態度を慎むこと」

だそうだ。

だから、出荷するかしないかは、生産者の判断任せにする、ということだ。

仮に、出荷して問題が起きても、公の機関としては

「自粛を呼びかけたのだが」

といって、正当性を主張するだろう。

でも、いま、この状況においてそういう対応って、

無責任とか、責任逃れ、

にしか見えない。

本当に、生産者任せにするなら何も言うな。

何かいう、ということは、責任を負っている自覚があるから言うのだろう?

であれば、責任逃れをするな。

あなたたちがツケを負わせる相手は生産者、消費者、将来の社会ではないのでは?

「責任を持って補償を東電に請求し、払ってもらうようにする。だから、出荷はやめてほしい」

と言えないのだろうか、なんて思ってしまう。

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2011年07月18日 08:16に投稿されたエントリーのページです。

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