NB-Roads　ロードスター・ツーリングライフ

月曜日に発熱と頭痛、軽い喉の痛みがあり、仕事をキャンセルして家から数分の内科へ。

水・木曜日の松山出張に間に合うように治したい…。

開院前に行ったのに、すでにおばあちゃんのおしゃべりサロン状態。

またされること90分。おばあちゃんの熱中症対策か、冷房ききすぎ。

37.8℃で行ったはずの病院、診察室ではかったら39.0℃に。

おばちゃん先生、どこか弱気ですごく申し訳なさそう。

でも、即点滴。

おばちゃん先生が点滴針を刺そうとしていると、男の先生が来て

『大丈夫、できる？』

え？ダメかもしれないの？

なんて思ったものの、自分の血管が各地の病院の看護婦さんに感謝されるほどの太くまっすぐな血管のためか、おばちゃんが実はテクを持っていたのか知らないが、痛みなく点滴針は刺さった。

結局、風邪の症状や発熱自体はそれからよくなったが、咽頭炎、喉頭炎、舌炎はむしろそれから悪化してきた。

のどぬーるスプレーを消毒用に、アズレンスプレーを消炎用に購入し、交互に使うもほとんど効果なし。

内科でもらった消炎剤も弱く、効き目がすぐ切れて痛くなる。本来は食後だが、食事前に飲まないと痛くて飲み物すら飲めない。

そんな調子で松山への出張。
夜は郷土料理店での食事に誘われていたが、お断りしてコンビニでそばとウィダーインゼリー、アクエリアスの1リットルを購入し、早々にホテルへ。

翌朝も、ウィダーインゼリーとそば。そばについているネギが辛く、喉にしみて七転八倒。
噛み方が足りずに大きな塊を飲むとつぶれた喉頭炎をまるでハリガネでひっかくような、喉が割かれるような激痛。

ホテルの鏡で見たら、のどちん○にも炎症、その後ろの咽頭に白い咽頭炎がいくつか…。
鏡を見ながら、のどぬーるスプレーを命中させる。
…痛みにもだえる…

お昼は、仕事仲間が気を使ってくれてそば店へ。
冷やしトマトごまだれそばを食べようとしたら…トマトがしみる。よくかもうと思うと舌がしみてもぐもぐできない…本当に、二口くらいでくじけそうになりました…泣きながら完食しました。

仕事が予定外に早く終わったのと、もう、

体が「喉が痛くて限界です…」と言っている声

が聞こえたため、飛行機に乗る前に松山市内に耳鼻咽喉科を見つけていくことに。

松山市駅から至近に新しそうなきれいな医院を見つけ、入る。

幸いあまり待たずに順番が回ってきた。

「NBさーんどうぞー」

診察室に入る。

あれ、薄暗いよ？診察室だよね…

新しそうな外見に見合わず、いかにも古そうな椅子。

そして…齢80歳近いであろう、威厳ありそうな先生が前に座っていた。

事情を説明すると、口を見せるように言われた。

最初は声を出すよういわれ、覗かれる。続いて舌をつままれて引っ張られて喉を見られる。

そして先生は不意に

「ん？一個？」

とつぶやいた。

いや、咽頭炎の数であればいくつかあったはずなんですが…

いずれにせよ、喉に向かって薬液をプシャッ。あれ、長い綿棒でぬりぬりしないのか。
鼻に向かってもプシャッ。

そして、彼は丁寧に何回か同じような内容（病気の説明と症状の説明）について話してくれた。

「のどに口内炎ができたようなもの。もとはウィルスが原因だが、症状自体は体のアレルギー反応なのだ。アレルギー体質の人が口内炎になるのです。アレルギーなのだ。口内炎ができるということは…略」

「内科はそこを間違えるっ」

と熱い一面も。

そして、新たな薬の処方箋を書いてくれた。抗アレルギー薬、ステロイド剤、鎮痛のボルタレン剤。

うーん、大丈夫だったのか。かなりの経験値を持っていそうだから、大丈夫だろう…。

等と思っていたら…

翌朝（つまりこのブログを書いている日の朝）は喉の痛みがだいぶひいて、

楽チン楽チン。

相変わらず、固形物を飲むのが厳しいのでゼリーと豆乳だが、あんまりしみることなく飲める！

あのおじいちゃん先生のアレルギーへの情熱は本物だったのだ！！

畏るべし、まちなか医院のドン

ようやっと、憂鬱な気分が晴れて、先が見えてきたので、心も晴れてきました。

早くよくなりたい、と思う気持ちと、この際もう少しやせておこうかな、なんて気持ちが入り混じっております。