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ロードスターとデミオスポルトの初対面は…

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ロードスターのバッテリー上がりでした。

実家のそばのシャッター付きガレージに停めておいたロードスター、

バッテリーを外すの忘れてた

点検に持って行こうとドアを開けたとたん、違和感。

あれ、集中ドアロックが作動しない…もしや…

 

セルを回しても、ウンもスンもいわなければ、ルームランプもつかない。

セキュリティ等の電源で、どうやらバッテリーが吸いつくされたようだ(泣)

ということで、、、

 

SSBSH0044

ロードスターさん、電源をどうぞ。

あ、ありがと…うう…

 

トランクに積んでおいたブースターケーブルをデミオのバッテリーとつなぐ。
もちろん、デミオのエンジンをかけて。

ロードスターのトランクのランプが点灯する。
ふむ、やはりバッテリーの問題か。

セルを回す。

キュンキュンキュンッ!ブロロンッ!

懐かしいエンジン音。1800ccだけど、デミオに比べれば太いエンジン音と、マフラー音。
胸が高まるなあ。

デミオ君のおかげで、これで復活。

5分ほどバッテリーをつないで、それからケーブルを外してロードスターだけでアイドリング。

 

これで復活するだろう。ちょろいもんだぜ…

 

なんて軽く考えた私はバカでした

はい、そりゃめっぽう。

だって、ルームランプすらろくにつかなかったんだ…そんな電源すら残っていなかったってこと。

 

20分ほどして、アイドリングが不安定になったかと思うと…

ブロ、ブロ、シュンシュンシュンシュン…

 

エンジンが止まった

 

あれ?セルが回らないよ?おかしいよ?

 

再びブースターケーブルでデミオとつなぐ。
エンジンをかける。

ケーブルを外す。

今度は、ケーブルをしまおうとクルクル巻いているときにエンジンが止まった。

 

こいつは深刻だ…

 

やっと事態の深刻さに気付く。

3度目、ケーブルを接続し、エンジンをかける。

またしばらくつないだまま、今度は1500回転まで上げる。
1500回転ではエンジンも安定。

そうか、発電機はアイドリングレベルではフルに発電しないんだ…

 

それから約20分、1500回転で回す。

すると、向かいの家が明らかに迷惑そうに電気をつけたり消したり、
のぞいている様子。
そりゃそうだ、夜だから。

でも、ここから出して走るとしても、途中で止まったらどうしよう?

夜だからライトをつけなくてはならない…

でも、結局、勇気を振り絞って走ることにした。家の近場であれば、デミオを取りにくればよい。

 

車庫を出る。
道は1.4車線、すれ違い不可だけど、めったに車は通らな…

いきなり対向車が来た。

あわてて手前の角を曲がり隣の路地に抜ける。

ブレーキをかけアクセルオフすると、電気が消えそうになる。

あわててクラッチを切り、エンジンを吹かす。

となりの路地に出る、この路地も行き止まり、めったに車は来な…

すかさず対向車が来た…

こんなところで対向車に立て続けに出会うなんて何年に一度だよ…
よりによって…ひやひや

 

なんとかすれ違い、坂を登る。
1速・2速でエンジン回転数を保つ。

坂を下る。

そして、有料道路の高架下に来た。

ここならしばらくまわしていても、迷惑にならないだろう…

 

ライト、エアコン、オーディオをすべて切る。

 

2500回転位に維持して40分ほど回す。
車体がだいぶ熱くなってきた。

充電できたろうか?

 

ライトのスイッチを入れてみる。

その瞬間、ナビなどの電源が落ちて再起動する。

 

だめだ、全然ダメだ…

 

充電できない…

 

そうわかったとたん、新たな不安がわきあがってくる。

すれ違い困難な坂道をずっと登り、車庫まで戻れるだろうか?
車庫についても、バックで入れるときにエンストしないだろうか?

 

このまま回し続けると、どんどん車体は熱くなるだろう。
あんまりよいことではない。心配して電話してくれたロースター氏の助言もしかり。

 

それでも、これ以上は改善が見込めないので勇気を振り絞ってエンジンを高回転に
保って車庫を目指した。

何とかたどり着き、車庫に入れることができた。

 

車庫にロードスターを格納すると、デミオに乗ってドンキホーテへ。24時を回っている。

バイク、軽自動車用のバッテリー充電器しか置いていない。しかもネットより割高。

でも、背に腹は代えられない。ロードスターのバッテリーは専用設計で汎用品ではない。

値段が高いのだ。

 

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7000円ほどで充電器を買う。

実家に戻り、ロードスターのバッテリーを外してくる。重い…。

 

P1260054

 

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↑あくまで応急措置のためですが…

 

コンセントを差し込み、少し間をあけた窓際にバッテリーを置く。
水素が発生する危険もあるから。
ロードスターのバッテリーの太い端子に、なんとかかんとかワニ口クリップを付ける。

すると、インジケーターのランプ表示は


「充電完了」


になっている。

調べてみると、

”バッテリーが過放電状態になっていると、この充電器では充電できません…”

その場合は、いきなり「充電完了」表示になるのだという。

 

だめか…ああ、諭吉さんが飛んでいく…ぅ

 

失意を抱き、疲れたのでそのままにしてもう寝ることにした。

 

4時間ほど寝て起きる。

バッテリーをみると…!!

 

「充電中」

 

表示が変わっている!!なんだ、何が起こったんだ?

分からないが、とにもかくにも充電している様子。

 

それからさらに、8時間充電を行う。充電完了ランプはまだつかないが、
ロードスターに取り付けてみる。

 

セルを回す。

 

ウォン、、、ウォン、、、ウォ、、、ブロッ、ブロロロ…

 

エンジンがかかった!!

どうやら、ちゃんと充電されているようだ。

よし、一回フル充電してやろう。

 

ということで、家にバッテリーを持ち帰り、再び充電器に取り付けた。

数時間後、「充電完了」ランプが点灯した。

 

P1260053

おや?

しっかりと12Vあるぞ…これは、もしや!?

 

バッテリーの注文はちょっと待って、週末にでも実家に戻って試してみるとしよう…

 

 

 

≪つづく≫

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2010年10月12日 21:54に投稿されたエントリーのページです。

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