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口蹄疫は宮崎牛の種牛にまでおよび、感染が疑われる49頭の種牛の県知事による
助命要請もむなしく、農水省副大臣は言い放った。
「(殺処分されたはずの49頭が)いまだに生きていると聞き、驚いた」
「49頭については、処分しなきゃおかしいと思ってます。大臣に相談する余地もない」
口蹄疫は恐ろしい病気だ。だからこそ、全国的に広がることは何としても
阻止しなくてはならない。
だから、種牛といえど殺処分を免れないのもやむを得ないともいえる。
しかし、僕は副大臣の言葉や態度には疑問を持った。
「法律を理由」に特例を認めないとする姿勢に、現場の人々への敬意や
思いやり、悲しみの共有を感じることができないし、知恵を十分出した結果とも思えない。
現場では、手塩にかけて育てられた豚、牛が殺処分されている。
以下、西日本新聞(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/172037)に
痛ましい現場のルポがあったので引用する。青字は私の追加編集。