先週、私が実際に外部被曝した線量計の値です。
使用機材はシンチレーション式のDoseRAE2。
単位はミリシーベルト。(μSvに換算するにはは1,000をかけて下さい)
グラフの中の範囲での累積被曝は5.1μSvになります。
各地における1時間あたりの被曝量は
酒田市~由利本荘市~横手市 0.02 μSv/h
奥州市~伊達市 0.13 μSv/h
飯館村~川俣町 1.20 μSv/h
川俣町~いわき市~柏市 0.15 μSv/h
柏市 0.13 μSv/h
柏市~都内 0.10 μSv/h
日野市 0.14 μSv/h
※一般国民の年間被ばく限度量1mSvでは時間あたりの被曝量は0.114μSv/hです。
山形県酒田市や、秋田県由利本荘市、横手市などが、いかに奥羽山脈に守られているかがわかります。とても低い。
(私は秋田県産の作物はキノコなどいくつかを除いて安心できると思っています)
一方で、奥州市や一ノ関あたりが飛び地的に汚染されていること、伊達市などの線量もかなり高いのですが、飯館村がずば抜けています。
柏市には3時間程度の滞在でほとんどがコンクリートの建物の中にいました。日野に戻っても、毎時間しっかり低線量の被曝をしていることがわかります。これが現実です。子供の放射線への感受性は大人の4倍あることを忘れてはいけません。
この汚染で大人一人が癌などになる時、子供たちは4人、病気にになっているということを。