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■男鹿半島を目指したのである

もともと、ロードスターはキャンプに行くような車じゃない。
だから、トランクだって小さい。車内になんか物がおけるわけもない。

しかし、ハンドルを握っているとついつい楽しくなって、遠出したくなる。
そもそもロードスターを購入したのは、あちこちを気ままに旅したいからだった。

カプチーノという軽のオープンカーを駆って日本全国を行脚している
「LONG TOURING CLUB」というサイトは、ロードスター購入に当たって
ずいぶんと夢を見させてくれたものだ。

その管理人さんのレポートで印象的だったコース、「男鹿半島」コースを俺も
行ってみたい。いつしかそう思っていた。

■旅の日程
05.01PM10:30出発 関越道にて新潟を目指す 途中のSAで車内泊
05.02AM6:30出発  新潟県より海岸線を北上 
             道の駅「笹川流れ」周辺で昼食
             13:00道の駅「象潟(きさかた)」にて温泉に入る
             17:00男鹿半島「櫻島荘キャンプ場」着
             23:00いつの間にか就寝
05.03AM9:00だらだらと起床 
             南下する当初の予定をあっさり捨て、
             近辺の大潟村にさらに一泊することに決定
             13:30入道崎にて昼食。遅い上に接客が最悪。
             17:00男鹿半島観光を経て大潟村に到着
             18:00大潟村の日帰り温泉
             21:00就寝
05.04AM6:30起床 
             8:00出発 田沢湖を経て、下道をひたすら南下する
             19:00 東北道渋滞につかまり、SAにて夕食&休憩
             21:00 渋滞緩和情報を得て、再出発
             25:00 東京着 名古屋在住のkiyoを夜の東京ドライブに案内


■旅の前に道具を買おう
キャンプなんて初めてな俺は、ネットで散々情報収集した上で前の週に、
テント、寝袋、ストーブなど必要なものをネットで購入。
ナ●●ラムという店だが、なかなか商品が充実している。
1日に出発だから、「30日に届くように」と指定すると、「遅くなる場合は連絡します」
とのメールが来た。
でも、30日になっても品が届かない。でも、遅延のメールももらってない。
よくよくナチュ●ムからのメールを読み返すと、下のほうに
「都合により商品のお届けが…」うんぬん、といった類のお決まりの書き込みと、
何十行もある宣伝の間にひっそりと
「発送日 5月2日」
と書いてある。

こんなところにかくんじゃねえ (`´メ)

と思った。んな大事なこと、先頭にかけよ。
一言も「30日は無理です」と書いてない。
つまり、俺が「30日までに」と書いたことに対する反応もないわけだ。

急いでキャンセルした。
もちろん、猛烈なクレーム付きで。(無味乾燥な謝罪メールが来た 最悪)

致し方なく、翌日仕事の昼休み、昼食抜きでアルペンで道具をそろえた。

結果的にこっちのほうが安かった(^^) ナチュラ●なんて店、二度と使わん。

3人用のドームテント 7000円
スリーシーズンシュラフ 3000円×2
電池ランタン 1000円
バーナー 3000円
ハイパワーガス 400円
エアマット 3000円
コンロ用風除け 1000円
コンロ用なべ置き台 1000円
予備ロープ
電池

あら、寝袋って意外に大きいのね…積めるのか、いったい?
店員のお姉さんに手伝ってもらいながら
車まで運ぶ。お姉さんは車の小ささに一瞬びっくりしていた…

その他なべ、フライパン、レトルト食品は先日町田のダイソーで買い揃えてある。

そんなこんなで、出だしからどたばたな旅が始まった。


着替えを極力抑え、なんとかかんとかトランクに詰め込む。
セーター一枚と上着で何とか夜の寒さにも対応できた。
トランクをしめるときは、アルミが変形しないかひやひや…
途中、新潟の海沿いにて立ち寄った神社。
笹川流れ
大きながけがいくつもある中、海沿いに道が続く
GWだからか、ひっきりなしに車が通っている
道の駅「笹川流れ」近辺の店にて食事をする。
「酢カキ定食」をふんぱつ。
めちゃくちゃでかいカキで、その味は甘みがあり絶品。
でも、やはり高いなあ…
鳥海山に続く道を進む自転車。
どこまで帰るんだろう…
鳥海山付近の駐車場で一休み
相変わらず通行料は多いが、ストレスを感じるほどではない
秋田市内を抜け、男鹿半島に入る。
思っていたよりも栄えていて、ちょっとがっかり。
しかし、進んでいくにつれ車の数も減っていく。
男鹿半島西岸は、絶景ポイントだった。
桜島荘近辺にて。
途中象潟でお風呂をしたために男鹿半島を見て回れなかった。
桜島荘は2人で一日1000円。
レトルトの夕食を考えると、いいコストパフォーマンスだ。
翌日。
入道崎にて。
観光地化されており、まあ、時間をかけてまでみるまでもない。
人もやたらと多い。みやげ物やは高いくせに応対は最悪。
もう行かないだろうなあ。
風光明媚な八望台をへて訪れた
なまはげ神社として有名な真山神社
相変わらず観光客は多い
うららかな春の日を受けて進む。
風がないと、ちょっとあついかな?
八郎潟干拓地、大潟村のキャンプ場にて。
ライダーやファミリー、カップルなど、合計2,30組のキャンパーがいた。

桜がはらはらと散っており、わがロードスターにも花びらが。
翌日
ひたすら山間の道を南下する。
信号が全然ないので走りやすい。
途中、観光地はやはり交通量が多く、トロトロ運転となる。
でも、高速料金は恐ろしく高いので、いけるところまで下道
で行くことにする。
のどかに続く牧草地帯は岩手〜宮城県辺り。
でも、牛のウン●のニオイもきついな〜

そんなこんなで走りに走った1500キロ。
GW中でも、比較的渋滞に出会わずすいすい走りました。
地方では車線変更のときウィンカーを出さない車が圧倒的に多く、
ヒヤッとしたこともありましたが全般的には走りやすかったかな?

今回の旅の失敗は、2日目に南下してキャンプしなかったこと。
そのおかげで、3日目は東京まで800キロをも走破せねばならず、しかもGW渋滞も
あったりで、かなり過酷でした。
1泊目は男鹿半島→2泊目は宮城県辺り→3日目帰宅
というのが無理のないコースかもしれませんね。

いずれにせよ、男鹿半島の夕日と海岸線キャンプは良かった〜


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